いよいよ点数が上がってきた!
チャレンジャーとしてのファイティングポーズ
公立一般入試まで3カ月をきり、今年もひりつく時期になってきました。あと一点をどうやって上げていくか、ここ毎日、そんなことばかり考えています。
12月模試が返ってきたので、これまでの模試とあわせて結果の推移を追ってみました。夏の段階では教室内平均点が130点ほどでスタートをした七ゼミ生たち。模試ごとに点数を徐々に上げていき、今回の模試ではようやく教室内平均点が170点台に。
小さな塾なので年ごとに学年の色があります。去年の中3は去年の今頃は教室内平均点が200点を超えていたなぁ、と考えても意味のないことで、今年は今年の子に合わせて受験対策を進めていかなければならないと考えています。受験勉強の基本動作を伝えるだけでダメなら一つひとつの作業を一緒にやってあげる。苦手な科目から目を逸らすのであればやはり一緒にやってあげる。そんな感じで伴走をしているうちに、最近になってようやく各自が今何をすべきなのかが行動に現れるようになってきました。
志望校が固まったことも今年の中学3年生に勉強への自主性が出てきた要因だと思います。中には現状の学力よりも背伸びをした目標を立てている子も複数人います。たぶんちょっと前までは「憧れ」だった高校が、今は「本気で通いたい」と思えるようになってきたのかもしれません。勉強に対する姿勢がかなり前のめりになってきました。
晴れて合格をしたあかつきには、「ようそんな高い目標に向かっていったな」と頑張りを称えたい。現状は安パイな入試になる子は少ない。ほとんどがチャレンジャー。正直、こちらとしては胃がひりつきます。しかし塾側から志望校を下げろと誘導はしたくありません。受験は塾のものではなく彼らのものなので。だからむしろ、今まさに大きな成長の途上にいる彼らを応援し支えてあげることの方がきっと彼らの人生にとって意味があると思います。
思い起こせば夏に生徒たちに「教室平均点を60点上げてやる」と偉そうに宣言しました。約束まであと20点。ぜったいに3月まで上げる!