1学期期末試験の結果から

満足している生徒は誰一人いなかった

 一学期期末試験の結果が出そろいました。ほとんどの生徒が点数を上げてきたこと、中学1年生のみんながよいスタートを切れたことに関してはまずまずの成果だと考えています。

 それでも毎度のことながら一人ひとりにスポットをあてるとテストの度に課題は出てきます。どんなにいい点数をとっても、なかなか満足とはいきません。今回のテストで5科目平均90点前後とっている生徒のみんなも、昨年度の学年末から大きく得点を上げてきた生徒のみんな(中には100点ほど上げた生徒もいたけれど)も、そろってうれしそうな表情をしていなかったことが印象的でした。

「もっと点数をとれたはず」

 悔しそうに、口をそろえてそう言います。

 試験2週間前ともなると、七ゼミの教室内は勉強を熱でいっぱいになります。授業を受ける生徒たちも、自習をする生徒たちも、黙々と考え、そして静かに鉛筆を走らせます。中には毎日自習に来たり、授業の1時間前に来て試験勉強をする生徒もいます。それだけ目の前の勉強に真摯に取り組めば取り組むほど、「もっともっと」という気持ちが出てくるのだと思います。

 鉄は熱いうちに打てと言いますが、まさに今の七ゼミ生は高温で溶けたドロドロの鉄。さっそく次の2学期に標準をしぼって動き出しています。夏休みが終わるころには、きっとみんなそろってガッチガチの鋼鉄になっていることでしょうΣ(・ω・ノ)ノ!