体力的にきつい時期…

5月と6月はふんばりどころ

 ここ最近、ずいぶんと気温が上がってきました。少し長めに歩くだけでうっすらと汗ばんできます。

 近隣の小中学校では体育祭・運動会シーズンが始まったようで、子どもたちによれば連日のようにその練習で学校生活が忙しくなっているようです。体育の授業数が一時的に増え、学校によっては体育祭のために朝練や夕練もやっているとのこと。そしてこの気温。疲れがたまりやすい時期ですね。

 中学1年生にいたってはゴールデンウィーク明けから部活動の練習が本格的に始まり、輪をかけて体力を消耗しているようです。特に運動部。近隣の中学校でも部活動によってはけっこうハードな練習を中学1年生にも課しているようで、七ゼミに通う1年生の子たちの中には目に見えて疲れている様子が見受けられます。

 中1ギャップなんて言葉がありますが、その要因の一つには体力的な疲労の蓄積があるのだろうと思います。小学校まで本格的な運動をしていた子ならいざ知らず、中学校からハードな運動部に入ると、まだ体力がついていないだけに毎日の練習がかなりきつく感じられます。

 中学校の部活動も中1の子たちに関してはもう少し慣らし運転のような時期を作ってほしいものですが、部活動の体質はなかなかドラスティックには変わらないのかもしれません。

 さて、そんな最中ですが一学期の期末試験まで1か月を切りました。部活動への比重が大きくなるのは何も1年生だけではありません。2年生も3年生も中体連に向けて連日遅くまで練習に励む時期です。併せて体育祭の練習。そう考えると子どもたちの感覚からすればあっという間に期末試験がやってくるという感覚でしょうか。

 七ゼミはこの時期、とにかく生徒たちのスケジュール感覚が狂わないように、そして勉強へのモチベーションが下がらないように、その2点に注意しながら毎日の声掛けを行っています。

 体力的にきついのは重々承知。しかしこの時期に本分の勉強から目を背けるとその後の1年間は遅れを取り戻すことに苦労する破目にもなりかねない。実はけっこうな踏ん張りどころがこの5月6月です。

 今日も昼間から気温が一気に上がってきました(午前中は涼しかったのに…)。土曜日は中学3年生の授業です。きっと部活動の練習や練習試合でヘロヘロになってやってくるんだろうとは思いますが、「妥協なく楽しく計画的に」試験対策を進めていきます。