自分の子どもの宿題チェックってこんなに大変だったのね…

一日で現実を知る

 今春、息子が小学生になりました。宿題の丸付けや解き直しは基本的に家庭でやらないといけないようで、さっそく一度、息子と一緒に宿題の確認をしてみました。

 すると息子は5分でフニャフニャしだす。外面がいいのか、保育園時代は「集中力がありますね」と言っていただけていました。小学校の授業参観では背筋を伸ばし45分間の授業にしっかりと取り組むこともできていました。ところがどっこい、家での集中力は5分!

 なだめすかしながらおだてながら、どうにか宿題をやらせ切りましたが、うん、これはかなり根気がいる。そしてみるみる溜まっていくストレス。

 よくお母さんたちから「家で子どもに勉強を教えようとするときつい言葉になってしまう」というお話をいただきますが、なるほどこうやって世の親は毎日のように子どもと格闘しているんだなと実感しました。自分の子どもに勉強させるってホントに大変。

 子と親の関係なので、どうしたって子に甘えは出るんだと思います。親の前で緊張感持って勉強するっていう状況もあまり健全ではないように思えます。

 きっとね、ほとんどの親はできるだけほめて育てようと考えているのでしょうが、勉強習慣をつけさせたい、目の前の課題に真摯に取り組んでほしい、などなど子どもへの期待が大きければ大きいほど目の前のフニャフニャな子どもと自分の願いとのギャップを感じてストレスを溜めるんでしょうね。

 今日は今日で宿題を見ている妻からヒステリックなLINEが入っていました。宿題をやろうとせずにレゴで遊んでいるのだとかなんとか…

 たぶん親も子と一緒に成長していかないといけないのでしょうね。「親が勉強する姿を見せるのがいい」そんな話もありますので、試しに久方ぶりに息子の横で勉強でもしてみようかなと考えています。この歳になっても未知のものに触れることは楽しいものです。まあ、いろいろ試行錯誤ですね。