「理科100点でした」

子どもが100点で得るものは大きい

 昨日あたりから2学期期末試験の結果が戻ってき始めました。まだ結果がすべて出そろっていませんが、中2の女の子が

「理科で100点でした!」

 と嬉しそうに言ってきてくれました。すごいΣ(・ω・ノ)ノ!その子の努力に感服です。

 中学校の定期テストで、100点って出そうでなかなか出ないもの。いわゆるケアレスミス、喉の奥まで出かかっているのに本番に限って覚えていたことを忘れる、意表をつかれる、などなど、いろんな要素が100点への道に立ちふさがります。99点や98点は何度も取れるのに、なぜか100点が取れない、そんな子もいます。

 こう書くと100点を取るためには運要素が大きいように聞こえますが、そんなつもりはありません。100点取るためには間違いなく地道な努力の継続が必要だと思います。

 実際に今回紹介した女子生徒は、定期テストの1ヵ月前からほぼ毎日自習室にこもっていました。「家だと集中しづらいから」と本人は言っていましたが、受験生ならいざしらず、中2にうちからなかなかできることではありません。すごいなと思います。

 ここ何度かの模試で、中3の子たちから科目ごとに満点が数度出てくるようになりました。定期テストでも模試でも、満点を取った子は本当にうれしそう。達成感や充実感、たぶん周りが思う以上に大きいのだと思います。だから100点は価値がある。そう思います。