雨が降ったり止んだり

野芥は朝から断続的な雷雨

 今日は何だか変な天気です。激しい雨が降ったかと思いきや急に晴れ間がのぞく。そしてまた激しい雨。ついでに大きな雷も鳴り響いて落ち着かない空模様です。

 雷が怖い我が息子は朝から保育園に行きたがらない。雷が自分の頭に落ちてこないか心配だったようで、ずっと縮こまってました。今朝の雷は大人でもぞっとするような大きさで鳴り響いていました。「雷なんか落ちてこないよ」と言いはしましたが、雷が鳴るたびに昔読んだ「雷を避ける方法」が思い出されました。

 そういえば、昔から「雷が鳴るとおへそを隠せ」と言われます。雷様にとられるぞ、と。以前に私も深く考えずに冗談半分で息子にそう言ったことがありました。ちょっとしたじゃれ合いのつもりでしたが、息子からは「なんで?」という素朴な疑問が返ってきました。確かになんでだろう。

 雷様におへそをとられるといったような俗説や言い伝えは身近に多くあります。夜に鈴を鳴らすと蛇が来るとか、水辺に一人で行くと河童にさらわれるとか。子ども向けのこういった伝承は彼らの安全を確保するための知恵なんでしょう。幼少期の私が秋田のなまはげにいい子にしろと言われたら無言でうなづいていたに違いありません。子どもにとって想像を搔き立てられる恐怖はときに行動を制限する動機になるんだと思います。息子もしばらく雷が鳴るたびにおへそを隠してはその後にちゃんとおへそがくっついているかを確認していたものです(超絶かわいかった♡)

 さて雷様とおへその関係、それから気になってネットで調べてみました。すると諸説あるらしいうちの一つにこんな話があるそうです。曰く、雷が鳴るような雨天の日は冷たい風が吹きやすいから、風邪をひかないようお腹を温かくするため、だそうです。

 確かに子どもは暑がり。すぐにお腹を出します。なるほど昔の人の知恵ですね。

 さて、今日は雨ですが、七ゼミの生徒たちは定期テストの当日だったり前日だったり。そろそろ慌ただしい時間の始まりです。雨に負けずに、みんながんばりましょう!