夏休みの宿題は終わりましたか?

そろそろ定期テストまで1ヵ月

 早いもので夏休みも残すところ2週間を切りました。この時期になると、まだ小学生や中学生だった頃を思い出します。夏休みの残りの期間を指折り数えながら、「1日10ページやればどうにか期間内に宿題が終わる…」そんな皮算用をしては憂鬱な気持ちで机に向かったものです。

 そんなわけで生徒のみんなを煽るのがじゃっかんはばかられるのですが、お盆明けの七ゼミでは日々彼らの宿題進捗の確認が行っています。特に中学生。なぜなら、そろそろ本格的に2学期中間テストに向けて対策に入ってほしいからです。

 早い中学校では9月の中旬に定期テストがやってきます。夏休みが終わり学校が再開されて2週間後にもうテスト。そう考えるといつまでも学校の課題ばかりに勉強時間を費やせない。七ゼミでは先取りで夏期講習中にテスト範囲になりそうな単元はほぼ終わっていますが、テスト勉強の本番はここから。定着のためにはここから演習の時間をとらないと、上手に9月中旬のテストに着地できません。

「2学期は学習内容が難しくなるから定期テストの平均点が下がる」というのが学習業界では定説ですが、実は学習内容が難しくなることだけでなく、夏休みボケも平均点を下げる要素なのではないかと考えています。人間どうしても先のことより目の前のことに気がいく生き物です。ましてや中学生、終わり行く夏休みへの哀愁や焦りから、最後の思い出つくりや宿題の駆け込みなどで頭はいっぱいかもしれません。残念ながら、多くの中学生は休み明けのテストのことなんて気にもしていない、もしくは気にしないようにしている、ような気がします(経験的に)。

 七ゼミ生の様子を紹介すると、すでに宿題を終わらせている生徒が半数ほど。ほぼ終わりかけの生徒を合わせれば8割ほどでしょうか。早い生徒はすでに自主的にテスト勉強に入っているようです。少しずつではありますが、生徒のみんなの間に計画性というものが浸透してきた結果かもしれません。

自習室、どんどん活用してください

 今日も何人かの中学3年生が自習室で勉強をしています。そのうちの一人は宿題をそれなりに残していた生徒ですが、今日の一日でかなり進んだようです。集中してしまえば勉強ははかどるもの。どうせ塾に通うのであれば活用できるものはどことん活用しきってください。自習室なんてその最たるもの。

 さて、今日は中学1年生のお盆明け最初の授業が待っています。宿題の進捗はどうでしょうか。みんな順調だといいなと期待して、さっそくテスト対策を意識した授業に入ろうと思います。