平均点が30点?

さすがにやりすぎ…

 七ゼミ生が通う、とある中学校の定期テスト。中学1年生の数学の平均点が30点くらいだったらしい。「らしい」というのは生徒が「学校の先生から聞いた」段階の話なので正式に紙媒体で確認できていないという意味です。ですのでもしかしたら情報に齟齬がある可能性もありますが、仮に平均点が30点だったとしたらそれはちょっとやりすぎなのではないかなと思います。

 仮に平均点が本当に30点くらいだったとした場合、いったいそのテストの目的ってなんだろうと疑問に思います。定期テストは学校で学んだことをどこまで理解しているかの確認作業という側面があると考えています。そう捉えれば、子どもたちのほとんどはその学校の数学の授業をあまり理解できていないことになります。

 そもそもその中学校の中1数学の進度が他と比べて速いということが気になっていました。ざっくり一単元ほど近隣中学校よりも速く進んでいます。

 中1前半の数学は中高数学の基礎となる正負の数や文字式、等式・不等式、方程式など重要な単元ばかりです。おそらくコロナ休校が尾を引いて学校もカリキュラム進度を急いでいるところもあるのでしょうが、先々のことを考えれば基礎単元だからこそもう少し時間をかけて慎重にやった方がいいのではないかと思います。

 ちなみに七ゼミに通うその中学校の生徒はまだ数学の答案だけ返却されていないとのこと。来週頭には返されるでしょう。数学が得意なその生徒。いったい何点で返ってくるのでしょうか…