個人塾の良さってこういうところなのかも
「先生、1時間地理についてしゃべってください」
と、昨日中3女子生徒に唐突に言われました。授業時間より2時間も前に来たかと思ったらいったい何を言い出すのか(笑)
事情を聞いてみると翌日の学校で行われる模試に向けて地理が心配になったのだとか。なるほど。それにしてもかなり大ざっぱなリクエストです。それでも請負ますよ、がんばる姿勢は大好きです。
1時間での対策はもちろん限界があるのですが、的をしぼって二人で即席の授業をやりました。
「1時間じゃ無理だよ」とは言いたくありませんでした。「もっと早めに」というお小言は模試の結果が返ってきてからで十分です。たぶん長い目で見れば、翌日の模試の点数がこの1時間で上がったとか対策の意味がなかったとかということよりも、生徒のやる気を削がないことの方が意味があるように感じられました。だから、急な補習といっても手抜きなしの本気授業。
個人塾の良さを実感
私は長年組織に属していました。大手の塾にはそれはそれで良さがあったようにも思いますが、独立して個人塾を開いてみて、生徒一人ひとりとの関わりの濃度は間違いなく上がったように思います。
七つぼしゼミナールという看板を掲げてはいますが、ほぼ私一人で小規模に運営している現状は「七ゼミ=私」なのだろうと思います。そんな塾に集まってきてくれた生徒たちがかわいくないわけがない(笑)
さて、ここから7月の定期テストに向けて追い込みの時期です。授業外での質問や自主的な自習も増えてきました。そんな生徒たちの頑張りを裏切るわけにはいかないですね。こちらもバイタリティ全開で定期テストの成功をしっかりサポートしていきます。