オンラインでも学年の色がでるんだね

シャイな中3とオープンな他学年

 塾でも学校でも学年によって「色」が違うことはよくあります。七ゼミ生も見事に学年によって色が違います。中学3年生の生徒たちは大人しかったり自己主張が少ない。一方でその他の学年はかなりオープン。

 だから授業の雰囲気も学年によって違います。寡黙に受ける3年生(一人ひとりと話せばまた違うけど)と発言がポンポン飛び交う他学年。

 オンラインのライブ授業を始めて少し時間が経ちましたがこの傾向は変わらないようで、そこが個人的にツボっています(笑)。3年生の子たちは自分が映るカメラ機能をオフにして授業を受けていますが他学年はがっつりカメラオン。授業中に質問があったり何か私に伝えたいことがある場合、3年生はチャット機能などを使いますが他学年は音声で伝えてきます。

 まるで教室でやっている授業と同じような雰囲気。対面の授業であれば3年生は「目」で訴えてきますが他学年はやはり「声」で伝えてくるわけです。シャイな3年生からすると、もしかしたらオンラインの方がストレスレスなのかな?とも思います。チャット機能や反応ボタンなんかの方が周りの目を気にせずコミュニケーションを取りやすいのかもしれません。

オンライン授業は録画よりライブがおもしろい

 オンライン授業といった場合、録画された映像授業とオンラインを用いたライブ授業とを指すようです。どちらも使い方次第でメリットはあるのでしょうが、私は断然ライブの方がおもしろいと感じています。

 勉強は一方向だとつまらない。双方向でコミュニケーションがあった方が臨場感があり、そしてコミュニケーションの中からいろんなおもしろいことや生産的なことが生まれてくるのだろ思います。質問もそうですし、その場にいる人間でしか共有できない雰囲気もそうかもしれません。

 ゴールデンウィーク明けに対面の授業ができるかどうかはまだこれから世の中の様子やコロナの感染状況を見てからの判断になりそうですが、とりあえずオンラインでも子どもたちと楽しく授業をやれることが分かりました。この収穫はでかい!