こんな勉強は楽しい

正百角形の一つの内角

 割合もいったん終わり、今日から5年生数学は正多角形に入りました。

 正三角形から順に正六角形の一つ当たりの内角の出し方まで説明。図形の中に三角形作って内角の和から一つ当たりの内角を出していきます。

 「じゃあ正百角形の内角一つあたりの大きさは?」

 中学生なら(n-2)×180で内角の和はかんたんに求められますが、小学生にはそんな解き方は教えません。正三角形から正六角形までの内角を求める計算式に何か規則性を見つけられるかな?そんな期待感で子どもたちに問いかけてみました。

 すると子どもたちは気づくわけです。そして気づいた生徒はうれしそうに計算をする。自分の気づいた方法で正百角形の内角を求められたらおおはしゃぎ。勉強の原点ってこういうことなんだと思いました。教えられることを反復するだけの勉強なんてつまらない。自分で考えて試して答えを出して、そしてなぜ自分の答えが正しかったのか間違いだったのかをまた考えて…ということの繰り返し。この繰り返しサイクルに夢中になれたときが勉強はいちばん楽しい。

 七ゼミはそう考えます。