1月模試を終えて

安定感が出てきました

 冬期講習明けの1月模試。私の自己採点でですが、中3の生徒たちの得点が安定してきました。以前は得意・不得意関係なく模試によってそれぞれの教科の点数にバラつきの出る子が多かったのですが、今回含めてここ2回の模試に関してはほぼほぼ想定通りの点数を取ってきています。

 この「実力相応の点数をしっかり取りきる」ということは入試直前においてとても大切なことだと考えています。「いいときもあれば悪いときもある」では生徒本人たちが自身を持って入試本番にあたることができません。

 また生徒全員が大きな不得意科目を作らずに5教科で平均的に点数を取れるようになってきたことにも心強さを感じます。入塾当初は生徒それぞれ苦手な、もしくは嫌いな科目があったわけですが、それが今は模試の点数に現れません。つまり苦手や嫌いと言っていた科目でもしっかりと点数が取れています。このあたりが七ゼミ一期生の彼らの強さかもしれません。

まだまだ課題はある

 満点が取れないと言うことは、まだまだ解決すべき課題があるのだと思います。まず一つ目に、テスト問題への取り組み方。問題の読み飛ばしや早とちりがまだあります。

 二つ目に、記述。夏に比べればかなり改善されてきていますが、まだ詰めの甘さが顔をのぞかせることがあります。

 もちろん、難易度の高い問題への対応もそうです。数学の平面図形、空間図形。今日の模試であれば理科の質量の計算とオームの法則の計算。彼らの得意単元なだけにちょっと見慣れない問題だったから不正解だったと安易に片付けたくありません。むしろラッキー。こちらも生徒も自信満々の単元。それでもまだまだ課題があることに気づけたわけです。

残り日数が少ないけれど

 ここからもう一伸びするために課題を明確にしたうえで一個一個それらを乗り越えていく作業です。明日もさっそく入試対策。さて、明日に向けてしっかりと授業計画を練ろう。