塾長、難問に挑む!

小学生からの挑戦状

 先日、授業の時間になったので教室に入ったところ、ホワイトボードに何やら子どもの字で書いてありました。

“問題です。次の共通点はなんでしょう”

 小学生の生徒が作った問題らしい。生徒の方を見ると、目が「解いて解いて」と言っています。どうやらおじさんが負けず嫌いなことを知らないらしい。よし解いてやろうじゃないかと目を凝らしました。

 書いてあるのは英語ではないヨーロッパ圏の言語らしい。片仮名で見慣れない単語が4つ書いてありました。なんだろう…分からない。ヒントを出してもらってもいっこうに分からない。負けず嫌いと言いながら、はい、降参です。

 答えを聞くと、「私が練習しているピアノ教材の名前!」

 いやいや、さすがにそれは分かんないよ。。。ρ(-ω- ) 

 普段えらそうにしているおじさんにも分からない問題があることに味を占めたのか(分からないことなんて星の数ほどあるよ)、それから板書問題を出してくるようになりました(´-ω-`;)ゞ

小学生はクイズが好き理論

 そうえいば子どもたちを教えていて、中学生に比べて圧倒的に小学生の方がクイズ形式の問題を好む傾向があることに気づきます。ほんとにどうでもいいような問題にも無邪気に食いついてくる。たとえば「先生の名前はなんでしょう!」みたいなホントにしょうもない問題にもみんなで「ああでもないこうでもない」と盛り上がったりします。

 だから小学生の授業ではよく「誰が一番最初に気づくかな」といったフレーズを使います。すると小学生の子たちはぜったいに自分が気づいてやろうとやはり「ああでもないこうでもない」と頭を一所懸命悩ませます。

 一方で中学生なんかはどうせ一番勉強できる子が気づいてくれるから考えているフリをしていよう、なんて悲しいことになりがちなので使いません。彼らはまた違うアプローチですがその話は別の機会に。

 そして小学生の子たちは自分たちがクイズ好きである感覚でこちらにもクイズをしかけてくるわけです。ご家庭でもありませんか(笑)?

 私はそんな小学生の子たちの感性が大好きです。クイズを考えたり出したりしている彼らの姿を見ていると、大げさに言えば「好奇心の扉がガンガンに開いているんだな」と思うからです。

 授業時間じゃなく休み時間ならおじさんはどれだけでもクイズにつきあうよ(σ。ゝω・)σおじさんへの挑戦、いつでもお待ちしております!