塾の休み時間でも勉強している生徒たち

塾のすき間時間も自主的に勉強をする中学3年生

 前からそうですが、七ゼミ一期生になる現中学3年生たちは授業の前後の時間や休み時間など、ふと見ると机に向かって勉強をしていることがあります。昨日もそうでした。

 3年生にとってはこの10月末はひじょうに大切な時期になります。11月初めにある学校の実力テストと11月中旬にある2学期期末テストと両方を見据えて勉強に取り掛からないといけないからです。

 もともと勉強に対して真面目に取り組む生徒たちでしたが、最近ではそこに自主性も生まれてきました。こちらから何か指示をしなくても、それぞれに必要だと思うことに取り組むようになりました。もちろん塾として各テストや入試に向けた方向付けや伴走を行っていますが、そこに満足せずに自分で考えて動いているわけです。

先輩の背中

 

 中学3年生の子たちからすれば、誰かのためではなく自分のために勉強を頑張っている。もちろんそれでいいと思います。一方でそんな彼らの姿勢を周りは見ています。昨日は試験対策として別の学年の生徒たちもいたのですが、きっと彼らは3年生の勉強への取り組み方を見ていたはずです。

 これまでいろんな教室を見てきましたが、不思議と教室ごとに雰囲気に違いがあります。教室スタッフの指導法や地域性、男女の多寡など雰囲気を作り出す要素はいろいろとあるのでしょうが、中学3年生の勉強の取り組み方もその一つだと思います。

「3年生はここまでやるんだ」

 後輩の子たち、けっこう先輩の後姿を見てるんです。だから中学3年生たちが頑張っていると、それにつられて教室の雰囲気がどんどんよくなっていく。中学2年生以下の生徒たちには、ぜひ中学3年生の先輩たちの姿から何かを学び取ってもらいたいと思います。

 さて、今日も試験対策授業。私も3年生の姿勢に負けないよう、中年オヤジエネルギー全開で授業にのぞみます(@・`ω・)v☆