みんな頑張った夏期講習会!
七ゼミ初の夏期講習会、無事終了
先日23日をもって、七ゼミとしての初の夏期講習会が終了いたしました。約1ヵ月、小学生も中学生も通常の授業以上に目的意識を持ちながら学習ができていたと思います。
七トレの成果
中学3年生は受験対策のはじめの一歩として、8月中旬に「七トレ」を行いました。「日帰り合宿」と銘打って行った3日間の短期特訓です。朝の9時から夜の10時まで、3日間でトータル30時間超の勉強量です。
大手の塾などでは夏のその時期に「勉強合宿」を実施することがあります。私が以前に所属していた塾もそうでした。たとえば4泊なり3泊なり、本当に泊りがけで勉強をするわけです。規模が大きい塾だと複数の教室から生徒がやってきますので、大教室で他校のライバルと切磋琢磨して、という姿が見られます。
一方で七ゼミはまだまだ小所帯なのでそこまでとはいきませんが、それでもしっかりと成果の出る取り組みにできたと思います。まぁ泊りがけなんてイベント的な要素に過ぎないわけで(笑)、やろうと思えば普段の教室でも質の高い短期集中授業はできるもんだと私自身が実感いたしました。
というのも、とにかく子どもたちの取り組む姿勢とその結果が素晴らしかったからです。七トレカリキュラムのテーマは2つ。一つ目が「夏期講習で学習した内容は夏期講習期間内に完璧に定着させよう」、二つ目が「勉強の成果を模試に反映させよう」でした。
一つ目に関しては基礎から応用まで含めて夏期講習として学習した5教科分の内容の総おさらいです。みんな粘り強く取り組み、ほぼ完ぺきに仕上げることができました。
また初日と最終日に模試をやったのですが、その得点の上り幅も上々。記述の書き方や問題の読み方、心構えなど「模試の解き方」という部分での改善、そして短期間での集中学習の結果で短い間にここまで得点が上がるんだということをどの子も感じてくれたと思います。
長年塾で教えていると、その年その年で中学三年生の「色」みたいなものを感じることがあります。爆発力があるとか、団結力がすごいとか、そういった感じのざっくりした学年全体の雰囲気といいましょうか。今年の中学三年生はずばり「素直」。こちらが一つずつ取り組みの意図を説明すると、それを自分なりに消化して、まずは手と頭を動かしてみようという子ばかりです。そういった子どもたちの姿勢が、まずもって七トレ成功の要因だったのかもしれません。
他の学年だって頑張った!
そう、夏期講習でがんばったのは何も中学三年生ばかりではありません。小学5年生から中学2年生の子どもたちも、目的意識をもって頑張っていました。
これまで解けなかった問題が解けて喜んでいる表情、理科実験の楽しそうな表情などなど、ものすごくポジティブな表情であふれていたのが中2以下の学年の子どもたちです。
夏期講習が終わって各御家庭に電話連絡を入れている際にこういうお話をいただきました。これまで二つの塾に通ったけれど、どちらもお子様がつらそうに通っていたということ、それが七ゼミに移ってからは楽しそうに通っているということ、ついでに数学の難しい問題が解けたと家で喜んでいたこと。いやはや、本当にうれしいお話でした。ホームページのどこかでも書いたように覚えていますが、七ゼミは「どうせ勉強するなら楽しく勉強しよう!」という姿勢でやっています。第一義に子どもたちの学力を上げることは学習塾として当たり前の話ですが、学力を上げる過程も大切にしたいと考えています。これからももっともっと教室に「できた」や「分かった」という七ゼミスマイルが生まれるよう、新学期からも頑張ります。
夏期講習の報告のつもりがけっこう取り留めのない話になってしまいました。今後とも七ゼミをよろしくお願いいたします。