「長い英語の文を話したい!」

ネパールから小学生がホームステイにやってくる

 うちにではないです。七ゼミ生が通う小学校のご家庭の話です。

 どういう経緯か詳しくは知りませんが、ネパールの子どもたちがその小学校を訪れる機会ができたとのことで、そのことに七ゼミ生の小学5年生の女の子がはしゃいでいました。最近英語を学びはじめたことも影響しているのでしょうか、何か英語でそのネパールの子どもたちとコミュニケーションをとりたいとはりきっていました。

 ということで、その日は英語の授業は基本的なあいさつや自己紹介の練習に内容変更。さて、上手に発音覚えられるかな(笑)?

「できるだけ長い英語を教えて!」

 そんなわけで最初は簡単なあいさつの練習から入ったわけですが、どうもそれだけだと物足りなく感じたようで、生徒が言うわけです。

「できるだけ長い英語を教えて!」と。

 こちらとしては短いとか長いとかそういうことではなく、新しいお友達と仲良くなるきっかけとして英語であいさつや簡単な受け答えができればいいかなと考えていたのですが、小学生からするとどうもそうじゃないらしい。なぜ長い英語じゃないとダメなのかときいてみると、

「だって長い英語話してるとかっこよく見えるでしょ」

 と言うわけです。なるほど…なんとなく分かる(笑)おじさんもそんなものに憧れる時期があったような。

 とはいえ「長い英語を教えて」と言われてもけっこう困ってしまうもので。というのも、その子が何を伝えたいとか、何を聞きたいのかが大切なわけです。だったらせめてどんなことを話したいのかをイメージしてごらんと投げると、考え込んでいました。案外日常のコミュニケーションって短い表現の連続なので、長い文といってもぱっとは出てこないのでしょう。

 さてさて、今日あたり実際にネパールの子どもたちと学校でご対面しているはずです。練習の成果がでていればいいですね♪ついでに英語でコミュニケーションをとる楽しさも感じてくれていればと願っています。