中3ラスト授業
寂しくはなるけれど
3月2日、今年度の中学3年生の授業が終了いたしました。あとは3月5日の公立一般受験でのゼミ生たちの頑張りを応援するだけです。
ちょっとずつちょっとずつ増えて、今年の3年生の子たちは全員で19名。入塾したタイミングはそれぞれ。小学生の頃の子もいれば部活動を引退した中3夏に入った子もいます。付き合いの短い子もいますが、それでも不思議なことに、全員とずいぶん前から時間を共有していたような気になります。例年以上に、教室全体として受験に向けて頑張っていくという雰囲気がでていたからかもしれません。はたまたみんなが人見知りしない性格だったからかもしれません。
毎年、中3の最後の授業を終えた日は、なんとなしに帰宅する時間が遅くなってしまいます。生徒たちの誰もいなくなった教室を眺めながら、なんででしょうね、いつもこのタイミングで生徒のみなさんとの思い出が一つひとつ思い出されます。たまたま今年の最後の授業の日が息子の誕生日の日と重なっていたので、本当はもっと早くに教室を出て帰宅しないといけなかったのですが、ついつい思い出を振り返りながら、今年も結局、無為に教室でダラダラと時間を過ごしてしまいました。
時間はなかなかせわしないもので、現中3生の授業がすべて終わっても他学年の授業は続きます。幸いなことに、現中2、来年度の3年生の子たちはさっそく受験に向けて意識が高まってきていますし、体調不良等で誰かしら休みが出ていた中1の子たちもここ最近は全員そろって授業ができるようになりました。小学生の子たちはみんな元気のよいあいさつで教室に入ってきます。教室の雰囲気がとてもいいなと感じています。会社員から独立して自分の力で一から「七つぼしゼミナール」という場を作ってきた気がしていましたが、きっと勘違い。最近は、これまで通ってきてくれた卒業生の子たちが作り上げてきた雰囲気というものが間違いなく自然な空気として残っているのだろうと感じています。もちろん、今年の3年生の子たちが残してくれたものもたくさんあります。
さて、何はおいても明日は公立一般受験。最後の日、最後の授業、残り一分まで全員で一点にこだわりました。これまでの頑張りの成果が出ることを祈っております。