中3ラスト授業

受験が終わるまで道半ば

 受験日程が一つずつ一つずつ進み、いよいよ公立一般受験を残すのみとなりました。それもあと数日。そして今日で、七ゼミ4期生にあたる中学3年生の授業も最後です。

 授業といっても、ここ数回の授業は自習の時間を多めにとっています。今日も変わりません。4期生の子たちは平均してどの科目にも大きな穴がなく、完成度が高い状態で受験直前の今に至っています。あとは個々に基本のおさらいをし、ごくごく小さな穴を慎重に埋めていくだけ。

 春の訪れに何となくのんびりとした雰囲気が漂ってきた昨今ではありますが、教室の中だけ別世界のように鉛筆の走る音とページをめくる音だけが響いていました。ここに至ってあらためて4期生の子たちの集中力や努力を継続する力の高さを感じました。

 最初に入塾した生徒は当時中1。そこからちょっとずつメンバーが増えていき、しかし最初から最後まで教室の雰囲気は前向きで前のめり。4期生の子たちの目的意識の高さがそのまま今の七ゼミの色になっているように思います。

 生徒たちが徐々に手から離れていく寂しさを感じながら、同時にそれ以上の頼もしさを感じるラスト授業でした。受験が終わるまで、道半ば。4期生のみなさんのあと数日の頑張りを、教室から応援しています。