競争倍率の捉え方
倍率よりも目標点数が大切
先日、今年度の福岡県公立高校入試倍率が発表されました。中には1.6倍を超える高校もありました。受験生の皆さんはご自身が受験する高校の倍率に一喜一憂したかもしれませんね。
倍率は高ければそれだけ受験者数に対して合格数が減り、また不合格者数が増えることを意味します。だから倍率が高いと不安にもなります。
しかし、倍率が仮に高かったとしてもあまり気にしなくてもいいケースがあります。それは「人気校」のケースです。
例年の倍率の推移が高水準であり今年も例年通り高いのであれば、おそらく合格目標点数も例年通りです(入試平均点を無視すれば)。ですので、倍率を見て「〇割不合格になる」と不安が先行するのであれば落ち着いて合格目標点数を思い出してください。模試や過去問で目標点数に達しているかどうか。もし安定して基準を超えているのであれば自信を持ち、また超えていないのであれば残りの日数で点数が上がるところにしぼることに注力するといった発想に切り替えてください。
入試当日の点数はその時の心の有り様が反映することが少なくはありません。自分に強く自信を持つということはとても大切なことです。
公立受験まであとわずか。受験生の皆さん、疲れがたまってきていると思いますが、ラストスパートがんばりましょう!