七ゼミはこう見られているらしい

これは素直にうれしいな

「七ゼミに通っている子たちが楽しそうでうらやましい」

 

 ある中学3年生のゼミ生が学校でそうお友達に言われたそうです。なんとなく、うれしい。

 どんなシチュエーションなのか、またどんな文脈なのかは分かりませんが、他の塾に通う子からは何かしら楽しそうに見えるのでしょうか。

 他の塾と交流があるわけではないので、自分たちの教室を客観的に見つめることはなかなかむずかしいものです。教室の雰囲気であったり指導方法であったり、自分たちにとって当たり前だと思っていることも他と比較するとユニークだったりするのかもしれないですね。

 独立する以前、まだ大手の塾で働いて頃、よく同じ会社内で自分の担当する教室とは別の教室を見学する機会がありました。同じ会社内の教室なので、授業の進め方や時間割、カリキュラム、それに教室の備品や机の配置などすべて統一をされていたわけですが、それでも教室ごとに雰囲気や講師と生徒の関係性などに違いがあったものです。

 塾は講師業なので、教える人間や教室を管理する人間によって個性が出てくるのだと思います。

 じゃあ今の何ゼミはどういった雰囲気なのだろうかと思いを巡らせてみると、確かに生徒たちは楽しそうに過ごしているし、勉強にも前向きに向き合っているように見えます。一方で忙しさにかまけてちょっと教室の整理整頓がおざなりになっているかなとも反省。他にもこうかなああかなと考えてみますが、どちらかといえば反省したり課題に感じることが多いです。

 だからこそ、「楽しそうだね」と言われたことに関しては本当にうれしいことでした。今日も授業前に小学6年生の子たちが楽しそうに勉強を教え合っていました。これからも、生徒たちにとって前向きに勉強に取り組める雰囲気づくりや環境づくりを意識していきたいと思います。