2学期定期テストが出そろう
七ゼミ生は、「つまづいたら前を向く」
2学期の定期テストが各中学校出そろいました。


中学3年生はさすが。過密なテストスケジュールの中でもしっかりと上げてきました。これまでの最高得点を取ってきた生徒が何人もおり、受験に向けてたのもしい結果になったと思います。上記に「478点」が二つありますが、それぞれ別の生徒です。中3は「どれだけ点数を取るか」という勝負ではなく、「どれだけ点数を落とさないか」という意識でテストにのぞんだだと思います。ほとんどの子が90点取っても「取りこぼしがあった」という悔しそうな表情をしていたことが印象的でした。ここから定期テストや模試など、テストの一回一回の経験が受験に向けての糧になっていくのだろうと思います。
中学2年生も1学期より上げた子がほとんどでした。一般的にむずかしい年ごろに差し掛かる2年生。中学校生活への慣れやら反抗期やら思春期やら…勉強へのモチベーションを落としやすい学年です。七ゼミ生に関しても1学期は大なり小なりそういった傾向が見られましたが、最近は勉強熱が持ち直したよう。授業中の表情を見ていると、来年度に向けて早めにスイッチが入ってきたかなと感じています。
1年生は少し下げてきました。1年生の定期テストはだいたい2学期から中学校のテストらしい難易度やつくりになってきます。そのため毎年2学期のテストは試金石。どれだけ中学校のテストに対応できるかは2学期になって見えてくるのだろうと考えています。七ゼミ生の1年生の子たち、1学期は本人たちもまんざらではなさそうな点数を取っていました。それが二学期で落とし、みなしょげていました。
いろいろと反省すべき点があっただろうとテスト後に時間をかけて彼らと話をしました。テスト勉強のやり方の確認、目標の置き方、スケジュール感などなど。七ゼミでは失敗も前向きにとらえることを生徒と常日頃より共有しています。むしろ今回の失敗があって次の成功があるのでしょう。1年生の子たちはさっそく3学期学年末に向けて勉強を始めています。
思い起こせば今の3年生の子たちも2年生の子たちも山あり谷あり。一部の精神的にタフな子をのぞけば、ほとんどの生徒がいくつかの失敗を経て今の自律的な勉強姿勢に行きついているわけです。きっと、それを成長というのでしょう。前を見据えて、3学期に向けて再スタートです。