七ゼミ名物?「日帰り合宿七トレ」

七トレは短期集中方の入試対策

 七つぼしゼミナールでは開校以来8月に、中学3年生を対象に日帰り合宿「七トレ」を実施しています。1日10時間超で3日間。主に理科・社会の基礎的な知識の総復習、入試の頻出パターンに沿った数学の関数・図形の演習を短期集中型で行っています。

 夏以降の中学3年生の受験勉強はとにかく時間との戦いであり、いかに「効率的」に勉強を進めるかが得点力を上げるうえで大切になってきます。

 受験は私立であれば2月に、また公立であれば3月に行われるので夏あたりではまだ受験まで時間があるように感じられるかもしれません。しかし9月・11月に定期テスト、10月・11月に中学校の進路指導の参考資料となる模試、そして12月の私立受験校の決定というスケジュールを考えると、実は夏の時点である程度の完成度が求められます。福岡の中学3年生にとって夏休みが終わってから12月までの受験・勉強スケジュールは詰め詰め。次から次へと大事なテストがやってきます。そんな中で中1・中2の復習と、中3単元として新しく学ぶ内容を両立してこなしていくことはそう簡単なことではありません。

 よく受験生は「夏が大事」と言われますが、福岡の中学3年生にとってはなおさら夏が大切なのだと感じます。1ヵ月ほど学校の授業が止まる夏休みをどう過ごすか。やり直しのきかないだけに先を見通した計画に基づいて勉強を進める必要あります。

 「七トレ」のカリキュラムはそういった意図に基づいています。理解が必要な単元は夏期講習前半の授業で扱い、暗記で済む、もしくは覚えておくべき事項は七トレで短期に覚えてしまうという狙いです。

 数学の関数や図形も夏に受験パターンをつかんでおく必要があると考えています。「応用」や「むずかしい」イメージがある単元です。実際に入試の正答率もそう高くはありません。しかしあまり後回しにしていると10月・11月の学校模試での点数が伸びません。志望校を決める時期あたりに成長曲線の山を持っていくためには、夏にあえて関数や図形をやっておくべきだと七ゼミは考えます。

 1日10時間超と子どもたちにとってはハードな取り組みですが、受験を見据えるととてもとても大切な3日となります。

「日帰り」にしている理由

 夏期講習や冬期講習中に勉強合宿をする塾は多くあります。文字通り「合宿」としてホテルや研修施設などを利用した「泊りがけ」で実施している塾が多いようです。

 私たちはそこをあえて「日帰り」で行っています(日帰りなんで「合宿」と表現するのはそもそも間違っていますが…)。

 その理由の一つ目は「無駄をなくす」ことです。泊りがけの場合だと授業料以外にも「宿泊費」がかかります。また遠方で合宿をするのであれば交通費もかかります。いつも通っている教室で実施をすればそれらの費用はかかりません。また、遠方に行くためには移動時間もかかります。いつもの教室ならば移動時間は場合によっては数分です。

 二つ目に、子どもたちの安全面です。他塾で合宿中の盗難や盗撮などが、以前に問題になったことがあります。基本的には性善説でふだん生徒と接していますが、不特定多数の人間が集まれば様々な問題が起こりえます。他の宿泊客との間でトラブルが起こることもあるかもしれません。泊りがけでないと絶対に身につかないスキルや知識があるのであれば一考すべきかもしれませんが、普段の教室でもやれることばかりなのであれば、あえて子どもたちにリスクを負わせる必要はないと考えます。

 さて今年も夏が近づいてきました。毎年七ゼミでは七トレを境にゼミ生たちの意識も受験モードに入っていきます。ゼミ生たちが夏を通してどれだけ成長できるか、今から楽しみです。